APIキーも、無料枠から始められる。
a11y checkerの監査・レポートはすべて無料。AI利用料だけはBYOK(あなたのAPIキー)ですが、これも無料で用意する方法があります。GoogleはAI Studioの無料枠、OpenAIはデータ共有プログラムの無料トークン。このページでは、その2つの手順を画面の流れに沿って解説します。
どちらを選ぶ?
30秒で判断Gemini — Google AI Studioの無料枠で使う
推奨 · カード登録不要Google AI StudioでAPIキーを発行する
aistudio.google.com/apikey を開き、Googleアカウントでログインします。「APIキーを作成」を押すと、AIza… で始まるキーが発行されます。クレジットカードの登録は不要です。
キーをコピーする
発行されたキーをコピーします。このキーは他人に知られないよう扱ってください(後から同じ画面で無効化・再発行できます)。
a11y checkerのダッシュボードに貼り付ける
ログイン(メールのワンタイムコードのみ、パスワード不要)してダッシュボードへ。プロバイダで「Gemini(Google)」、モデルは Gemini 3.1 Flash Lite(高速・推奨) を選び、APIキー欄に AIza… を貼り付けます。
URLを入れて「監査開始」
監査したいURLを1行に1件入力して実行。キーはブラウザ/隔離コンテナから直接Googleへ送信され、サーバーには保存されません。
- 無料枠の上限(1分あたり・1日あたりの回数)はモデルや時期によって変わります。現在の自分の上限は AI Studioのレート制限画面 で確認できます。
- 無料枠のレート制限にかかると、監査に時間がかかったり一部ページが失敗することがあります。まずは1〜2ページから試すのがおすすめです。
- 無料枠では、送信した内容がGoogleの製品改善に利用される場合があります。公開ページの監査なら通常は問題になりにくいですが、非公開情報を含むページには有料枠のキーをご検討ください。
OpenAI — データ共有プログラムの無料トークンで使う
対象組織のみ · 内容がOpenAIに共有されますOpenAIには、APIの入出力データの共有に同意した組織へ、毎日の無料トークンを付与するプログラムがあります。GPT系モデルで監査したい場合は、この設定を有効にするとAPI利用料を抑えられます。
OpenAIのアカウントとAPIキーを用意する
platform.openai.com/api-keys で sk-… で始まるAPIキーを発行します(組織のオーナー権限が必要な操作を含みます)。
データ共有を有効にする
プラットフォームの Settings → Data controls → Sharing(組織設定)を開き、入出力データの共有(Share inputs and outputs with OpenAI)を有効にします。
無料トークンの対象か確認する
対象の組織であれば、同じ画面に「対象モデルと1日あたりの無料トークン量」が表示されます。目安として、小型モデル(mini/nano系)で1日最大250万トークン、上位モデルで1日最大100万トークン(利用Tierにより増減)。すべての組織が対象になるわけではありません。表示されない場合は対象外です。
a11y checkerで実行する
ダッシュボードでプロバイダ「GPT(OpenAI)」、モデルは GPT-5.6 Luna(高速・低コスト) から始めるのがおすすめ。APIキー欄に sk-… を貼り付けて監査を実行します。無料トークンの消費状況は Usage画面 で確認できます。
- 共有を有効にすると、そのキーで送信するすべてのプロンプトと応答がOpenAIに共有され、モデル改善に利用され得ます。a11y checkerの監査では、対象ページのDOM・スクリーンショットが送信内容に含まれます。非公開・機密情報を含むページの監査には使わないでください。
- 無料トークンの付与量・対象モデルは変更されることがあり、プログラム自体も予告(30日前)のうえ終了する可能性があります。最新の条件は OpenAIのヘルプ記事 を確認してください。
- 無料トークンを超えた分は通常料金で課金されます。上限を確実に守りたい場合は、OpenAI側で利用上限(budget limit)も設定しておくと安心です。
ふたつの方法をくらべる
| 項目 | Gemini 無料枠 | OpenAI データ共有 |
|---|---|---|
| かかる時間 | 最短5分 | 10分前後(組織設定の操作あり) |
| カード登録 | 不要 | アカウントにより必要な場合あり |
| 誰でも使える? | Googleアカウントがあれば可 | 対象組織のみ(設定画面で要確認) |
| 無料の範囲 | 回数ベース(モデル・時期で変動) | トークンベース(1日ごとに付与) |
| データの扱い | 無料枠では改善に利用される場合あり | 送信内容がOpenAIに共有される(プログラムの条件) |
| おすすめモデル | Gemini 3.1 Flash Lite | GPT-5.6 Luna |
各プロバイダの無料枠・プログラムの条件は予告なく変更されることがあります。本ページは2026年7月時点の情報です。最新の条件は各社の公式ページでご確認ください。なお、Claude(Anthropic)には現在恒常的な無料APIプログラムがないため、本ページでは扱っていません。